――4人で居酒屋に行き、4人分のジョッキビールを頼む。
あ〜、なんか懐かしいな。
SATにいた頃は…美姫や桐島ちゃんとなんて、何度も飲みに行ってたから。
まぁ今はSPとして頑張ってるけど……
やっぱりSAT時代は懐かしい。
「水樹。樹里の奴、変なこと言ったりしてない?」
「へ?」
あたしがそう声を漏らすと、樹里がキッと美姫を睨む。
「美姫さん。そういうことは聞かないで頂けますか」
わっ!樹里が怒ってる(笑)。
「ふふっ、冗談よ!まったく、アンタは相変わらずねぇ」
美姫は呆れたように笑った。
「やめろよ、美姫。宮崎は真剣に悩んでるんだぞ」
桐島ちゃんは美姫に言い聞かせるようにそう言った。
「分かってるわよ、それくらい。もう、優輝は真面目ね!」
美姫…。
顔が凄く嬉しそうだよ(笑)?
それくらい…桐島ちゃんのことが好きなんだね……。
そりゃそうか。
夫婦なんだもん。
「……で…宮崎。俺に聞きたいことがあるんだって?」
桐島ちゃんは樹里に向かって話を切り出した。
樹里…なんて言うのかな。
「……はい。その通りです」
樹里は迷いのない表情でそう言った。

