「ただいま〜!」 「ママーッ!おかえぃ〜♪」 家に入るなり、潤と一緒に出てきた雅樹があたしの足に抱き着いてきた。 「ただいま!雅樹♪」 あたしはしゃがみ込み、雅樹を抱き締め、頭を撫でる。 「おかえり、水樹。お疲れ」 潤が隣から優しい眼差しを向けてきた。 大好きな、愛しい笑顔。 「ただいま……潤」 あたしは雅樹を抱っこすると、そのまま潤の逞しい胸に寄りかかった。 トクントクンと伝わる心地良い潤の心音。 落ち着く…。 潤はそんなあたしの肩に手を回して、グッと抱き締めてくれた。