あたしは翌日からSP養成学校に通い始めた。 毎日が訓練の日々。 あたしにしてみれば…別に大したことなかった。 どんなに体力を使う訓練でも…。 あの地獄に比べれば……。 『――…え…配属が決まった?』 ある日教官に呼び出され、告げられた。 あたしが警視庁の“SP”として本採用されることになったと。