『……分かりました。失礼致しました…』 あたしは桐島司令官に一礼し、SAT専用オフィスを出た。 ……あたしは…SATにはなれなかった。 悔しい。 あともう少しだったのに。 あたしはギュッと拳を握り締めた。 ――翌日。 あたしは隊長に呼び出された。 『何でしょうか、隊長』 『宮崎。お前…SPになる気はないか?』 SP? SPって確か、あの…要人警護するってヤツ? 『えっと…何故あたしに?』 あたしは不思議だった。 SATにすら入れなかったあたしに、なんでそんな話が?