「水樹…」 潤は優しくあたしを見つめると、ゆっくり顔を近付けてきた。 キス、される。 あたしは潤のキスを受け止めたくて、潤の背中に腕を回す。 あと数センチで唇が重なろうとした瞬間…… 「う…うわぁぁ〜〜ん!」 寝室から泣き声が聞こえた。 あたしと潤はすぐに離れる。 茉希かな? 夜泣きしちゃったかな。 「……キスはしばらくお預けだな」 潤はポンとあたしの頭を撫で、寝室に入っていった。 潤とキス、したかったな。 あたしはそう思いながら潤に続いて寝室に入った。