その後、水嶋さんと別れて家内に戻ったあたしと潤。
見ると、雅樹が佐希と茉希に寄り添っていてくれた。
「雅樹!ありがとね、見ててくれて」
あたしは雅樹を抱っこした。
「ママ〜」
雅樹はあたしの胸元に顔を埋めてきた。
どうしたのかな、雅樹。
単に甘えたくなったのかな?
あたしはそんな雅樹を両手で、しっかりと抱き止めた。
「雅樹。お隣に新しいお友達が来たんだぞ」
潤は雅樹の髪を優しく撫でながら言う。
「ん…?あたらしいおともだち?」
雅樹は目を擦りながら言った。
潤は“あぁ”と頷いた。
「菜奈ちゃんって言って、佐希や茉希と同じ0歳だ。雅樹は1歳だろ?仲良くしてあげられるか?」
潤はあたしの腕から、雅樹を抱き上げた。
すると雅樹は嬉しくなったのか、ニコニコ笑いながら潤を見る。
「うん!ぼく、ななちゃんとも仲良しする!」
雅樹はガバッと潤に抱き着いた。
――〜♪〜〜♪♪〜
するといきなり、あたしのケータイが鳴り出した。

