「よし、それじゃあさっそく訓練に入るぞ。まずは握力からだ」 「「はい!!」」 藍沢くんと谷村くんは大きく返事をし、サッ!と行動に移る。 握力かぁ。 あたしもやってたっけ。 「ほら、もっと握っていけ。そんなもんかー?」 桐島ちゃんは厳しい口調で握力測定をする2人に言った。 彼の顔は既に“SATの司令官”になっている。 確かにこれくらいじゃあ、まだSAT隊員としては甘い。 でもこれくらいで逃げてたら、絶対にSATには入れない。 これだけは断じて言える。