訓練着を着終え、あたしは更衣室を出た。 「お、やっぱ様になるな。水樹」 桐島ちゃんはニッと笑う。 「ありがとっ♪桐島ちゃんこそマジ似合ってるよ!」 「ふっ、ありがとな。じゃあ行くか」 「うん!」 あたしは桐島ちゃんの後を追い、外に出た。 ――SAT専用訓練場。 「うわ〜懐かしいー…。二年ぶりだ、ここ来るの……」 あたしは目の前に広がるグラウンドを見て言った。 「だな。水樹は久しぶりだよな」