「戸田さん…も、お子さんいらっしゃるんですか?」
水嶋さんはニコニコと微笑みながら言った。
「はい!3人いて、上の子が1歳で、下の双子達が菜奈ちゃんと一緒です!」
「あら!そうなんですか〜!私より若いのに三児のママなんて凄いわ〜…」
水嶋さんは尊敬してくるようにあたしを見る。
「いえいえ〜!そんなことないですよ!あ、旦那さんはいらっしゃらないんですか?」
あたしはふと、旦那さんがいないことに気付いた。
すると水嶋さんは気まずそうに口を開いた。
「実は…つい最近、離婚したんです。だから菜奈を連れてここに」
あ、そうなんだ…。
なんか失礼なこと聞いちゃったな。
「水嶋さん、何か大変なことがあれば遠慮せずに僕らに頼って下さい。隣人なんですし」
潤は優しく目を細めた。
「え……」
「そーですよ!シングルマザーは大変なこと多いと思うし…手伝えることがあれば、いつでも言って下さい♪」
あたしも潤の意見に賛成した。
なんか放っておけないんだもん、水嶋さん。

