「――え……ここって…」




連れて来られた場所は特殊部隊オフィスだった。




「とにかく入りなさい」




課長は特殊部隊オフィスの扉を開けた。




「――三浦課長、戸田係長。お待ちしていましたよ」




あたし達がオフィスに入るなり、歩み寄って来たのは桐島ちゃんだった。




へっ?
“戸田係長”……?




な、何言ってんの…桐島ちゃん(笑)!!




「お疲れ様です、桐島司令官。お話の方、いいですか?」




「はい、どうぞ奥へ」




桐島ちゃんは奥にある接客室に向かって歩き出す。




な、なんかよく分からないんですけど…。