「――戸田、戸田水樹くん!ちょっといいかな?」




いつも通りの警護第四係オフィス。




あたしは朱里達と雑談をしていた。




そして今、なぜかあたしは警護課の課長に呼ばれている。




「えっ…はーい」




あたしは訳も分からず、オフィスを出た。




「いきなり呼び出したりしてすまないね。ちょっと一緒に来てもらうよ」




課長は申し訳なさそうにあたしを見た。




「いえ……別に構いませんが」




あたしは歩きながら課長を見た。



課長はあたしより背が低い。




あたしの身長は166㎝だけど…。



課長はいったい何㎝なんだろ?




そうとう小さいよね…(笑)。