――病院。 入ってすぐに朱里は集中治療室に運ばれた。 あたしはと言えば治療室。 幸い、銃弾は掠っただけで貫通はしてなかったみたい。 輸血をし、腕にギプスをはめ、治療は完了した。 「――みず!どうだった?」 ロビーに戻ると健太がいた。 「うん、掠ってたみたい。貫通してなくて良かったよ」 「そっか。良かったな」 あたしは健太の隣に座った。 「朱里は?まだなの?」 あたしは朱里が気になって聞いてみる。 「あぁ、やっぱり殴られた時のショックで気を失ったらしい。しばらくは安静にだってさ」