「ふっ…撃てるもんなら…撃ってみろよ」 緒方さんは低い声で言いながら、ズイッとあたしの頭に銃口を押し付けた。 額にひんやりとした感触が伝わる。 あたしはゆっくりと目を閉じた。 どうする? ここで暴れて…緒方さんを押さえ付けられる? 朱里だっているし。 でも相手はSPであり、大の男。 失敗すれば…後はない。 ――…決めた。 あたしは再びゆっくりと目を開ける。 「……なら…仕方ないですね…」 あたしはフッと笑った。