銃口を突きつけられたまま、廊下を歩く。 ――今だ! バキッ!! あたしは勢い良く振り返り、銃を持つ男の手を殴った。 「うわっ!なっ…!!」 男はかなり驚いている様子。 あたしはフッと笑った。 そして男の腹にパンチをくらわせ、床にねじ伏せた。 「あたしらにこんなことしてタダで済むと思うなよ!お前らなんかムショに――…」 「――う゛っ!!」 えっ? 何……!? あたしはうめき声の方を向く。 「――朱里!!」 そこには首を締め上げられ、苦しそうにする朱里の姿。