議事堂内に入ると、なぜか人がいなかった。 警備の人達も。 ……おかしい。 なんで誰もいないの…? 朱里の方をチラッと見ると、あたしと同じことを思ってるみたいだ。 階段を上がり、二階に来た。 相変わらず警備員はいない。 あたしは何故か、酷く危険を感じた。 ……どうしよう。 あ、健太。 健太に無線しよう! あたしは無線機のスイッチに手を伸ばした。 ――その時。