《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜

「い、いいっ」



とたんにあたしはムリヤリ
体を起こして玲斗の手から
ペットボトルを引ったくった。



クスッとイジワルな笑いを
こぼして見つめる顔に眉を
ひそめながら水を飲む。



(おいし………)



けだるさが少しだけマシに
なった。



(――ホントに、
ひどいのか優しいのか
ちっともわかんない――…)



「陽菜……今夜もまたここで」



ベッドに腰を降ろして、
まだ一糸まとわぬままの
あたしの体を抱いて。


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