☆☆☆☆☆



「やぁっ……ダメェ……!」



「ダメじゃないでしょ?

こんなに熱くしてるのに」



玲斗の声は、どうして
こんなにあたしを痺れ
させるのかな?



恥ずかしくて死にそう
なのに、あたしの体は
今夜もまた、溶けそうな
ほどに熱い。



「来月は海外ロケが入りそう。

陽菜に会えないと寂しくなるな」



終わった後、二人で
ベッドに並んでる時に、
唐突に玲斗が言った。



「えっ………?」



海外ロケ? そんな突然な。


_