《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜

「してませんけどね。

――さてと。

オレはそろそろ行かないと」



壁にかかった時計を見て、
オレは立ち上がった。



少し驚いた顔で見上げる
彼の前でオーダー票を
取ろうとすると、腕を
とってそれを止められる。



「ここはいいよ」



「そうですか?

すみません、ごちそうさまです」



素直に引き下がって、
オレは先に退席する失礼を
詫びて去ろうとした。



だけど―――…




「……細野さんが、ずっと
そう願ってたなら……」


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