《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜

“想いだけでは
どうしようもない壁”



そんなものが、本当に
この世にあるんだろうか。



答えなんてオレにはわから
ないけれど――でもオレは
そんなものがあるとは、
思いたくなかった。



『若いからだよ』と
言われるならそれでもいい。



それでもオレは――相手を
求める心より勝るもの
なんてないと思いたい。



そして現にオレはそれを
貫いて、陽菜を手に
入れたんだから。



「――オレは、あなたとは
違います。

オレと陽菜は大丈夫ですよ」


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