《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜

「それは――果たせ
なかったんですか?」



不思議な高揚感が体を
支配するのを感じながら、
オレは抑揚のない声で尋ねる。



彼はしばらく何も言わず――…

だけどやがて、ゆっくりと
頷いた。



「あぁ。果たせなかった。

言い訳をするつもりじゃ
ないけれど、想いだけでは
どうしようもない壁が、
私達の間にはあって……。

結局彼女を傷つけて、
私達の関係は終わって
しまったんだ」



「そう……ですか……」


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