《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜

「それもそっか……」



まぁそれが普通の感覚
なんだろうけど。


玲斗でも、そんなふうに
思うんだ。



「ねぇ陽菜、一応言っとくけど。

家に誰かを呼んだのは、
キミが初めてなんだからね?」



「え―――ウソ?」



どこかふてくされた声で
言った玲斗を、あたしは
目を真ん丸にして見つめ返した。



すると玲斗はさらに眉を
ハの字にして、



「ホントだよ。

ここを知ってたのは会社の
人間だけ。

入ったのは正真正銘陽菜が
初めてだ」


_