《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜

「アッハッハ!
まぁそれが君のいいところか。

で、今回は平民役の君の
王子様は、まだ到着して
ないのかな……?」



「ほ、細野さんっ。

その言い方は誤解を
招くんでやめ――…!」



『やめてください』って
言おうとしてた声は、
途中で途切れてしまう。



ちょうどその時、出入口の
ドアが開いて――懐かしい
あの姿が入って来たのが
見えたから。



(玲斗――――!!)



ちょっと長めの艶のある髪、
白い肌、切れ長の目――…。

久々に見る、玲斗の姿。


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