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カチャッて、首にさげた
ネックレスが揺れて音をたてた。



汗に濡れた肌に時々はり
つきながら揺れるネックレス。


『壊れちゃうよ』って
抗議しても、これをはずす
ことは許されてない。



「ふぁ……ん……!」



ネックレスなんて気にも
しないであおってくる
感じに、あたしは思わず
声をもらす。


……ダメ、我慢できない。



「また声出すの我慢してる?

どうして? 
もっと乱れていいのに」


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