苦い愛



7時から塾だ。

塾まで自転車で10分くらいなのでいつも6時40分頃家をでる。

約一時間余裕があった。


流石に寝てしまうと起きれない可能性があるので誰かにメールを送ろうとした。


♪~

「あっ」


相手は香苗だった。


『香摘(´∀`)ノ香苗だよっ☆アドありがとう!』


丁度暇だし香苗とも仲良くしたかったから香苗とメールを一時していた


そして『香苗』を携帯で打つたびに気付いたこと。

『香』っていう字が同じだった。

なんだかつながりをもてた気がして嬉しくなった。


時計をみると6時半、そろそろ出かける準備をする。

『そろそろ塾だからっ(`・ω・´)ゞ 』

そう送り準備をして、家をでた。




もう6月中旬だから、外は明るかった。

冬はこの時間真っ暗で少し怖かったのを覚えている。
ときにはお姉ちゃんに車で送ってもらっていた。

今は大丈夫。確かに帰りは真っ暗で怖いけれど・・・。