そこには

すごい数のおんなのこに

囲まれてる健。




「な
 なにあれ…健って
 すっごくもてるんだ」





別に
彼女でもないのに




ずっごい嫉妬してる



健から
離れて



って
彼女なら
そんなこと言えるのに。





私には
言う権利もないんだ。




こんな大勢いたら

健も私の存在に

気づくはずないよね。