「悪魔…?」
僕の言葉に、少女は一瞬真顔になる。
…が、次の瞬間。
「悪魔と死神の違いって、何?」
と、見当外れな反応を見せた。
…あぁ。
駄目だ。話が通じない。
こういうヤツの事を、人間界ではKYとか言うんだよな。
関わりたく無い。
いや。関わらない方が良い。
たかが人間に、振り回されるなんてゴメンだね。
僕は少女の質問には答えずに、くるりと後ろを向くと
『君。早く帰んなよ?』
と一言残して、その場を後にした。
「私、アリスっていうのっ!またね、羽根っ子!!」
僕の後ろについて来た風に乗って、少女の声が微かに聞こえた。
僕の言葉に、少女は一瞬真顔になる。
…が、次の瞬間。
「悪魔と死神の違いって、何?」
と、見当外れな反応を見せた。
…あぁ。
駄目だ。話が通じない。
こういうヤツの事を、人間界ではKYとか言うんだよな。
関わりたく無い。
いや。関わらない方が良い。
たかが人間に、振り回されるなんてゴメンだね。
僕は少女の質問には答えずに、くるりと後ろを向くと
『君。早く帰んなよ?』
と一言残して、その場を後にした。
「私、アリスっていうのっ!またね、羽根っ子!!」
僕の後ろについて来た風に乗って、少女の声が微かに聞こえた。