それは・・・突然だった。 「・・ごめん。受験に集中したいんだ。 別れて欲しい・・・」 「・・え・・?」 今、あたしは同じ学校の1個上のイケメン彼氏、康太と一緒に下校中・・・ 授業後、いつものようにあたしのクラスまで迎えに来てくれて、 いつものように・・・一緒に駅まで向かう・・・ いつものように・・・ ・・・って、そういえば手を繋いでくれてない・・・ 駅の改札であたしは康太を見つめたまま思考停止・・・