悠ちゃんは首をかしげて言う。
「じゃあ、逆に聞くけど、美波は僕に隠してることない?」
一瞬ポカンとして考えた。
そして気付く。
「…何もない、よ」
「ふーん…」
「……」
「まあいいや。今回は許してあげるけど、次はダメだからね?」
それって、やっぱりバレてた?
ズルしてお兄ちゃんにお薬を処方してもらったこと…
でも、なんでバレてるの!?
鈍感そうに見えて、実は鋭いとか?
恐るべし…!!
「そんなウソをつく美波も可愛いよ」
笑って許してくれるところ、ホントに穏やかだなって思うよ。
「すっかり冷めちゃったね」
「あ、晩ごはん!」
「それとも、仲直りが先?」
「…え、どういうことっ…」
聞くまでもなく、ちょっと手荒なキスが降ってきた。
もう、逃げられない。
心も体も、私の全てはもう、悠ちゃんのものになってしまってるから。
「じゃあ、逆に聞くけど、美波は僕に隠してることない?」
一瞬ポカンとして考えた。
そして気付く。
「…何もない、よ」
「ふーん…」
「……」
「まあいいや。今回は許してあげるけど、次はダメだからね?」
それって、やっぱりバレてた?
ズルしてお兄ちゃんにお薬を処方してもらったこと…
でも、なんでバレてるの!?
鈍感そうに見えて、実は鋭いとか?
恐るべし…!!
「そんなウソをつく美波も可愛いよ」
笑って許してくれるところ、ホントに穏やかだなって思うよ。
「すっかり冷めちゃったね」
「あ、晩ごはん!」
「それとも、仲直りが先?」
「…え、どういうことっ…」
聞くまでもなく、ちょっと手荒なキスが降ってきた。
もう、逃げられない。
心も体も、私の全てはもう、悠ちゃんのものになってしまってるから。