君の左のポケットで~Now&Forever~


「うわっ!!」



「きゃーー!!」




わたしとレンの声が、朝日の射しこむベッドの上に同時に響く。




白い布団とシーツの上で、


レンは飛び上がり、


わたしは裸の身体を隠すように、


お互い、どうしていいのかわからず……固まったままだった。