公園から部屋に帰って、コンビニのお弁当を一気に食べてしまったレンは、


シャワーを浴び、青色のソファにすとんと腰を下ろしている。



肩にかけたバスタオルも青色で、


濡れた髪の毛からしたたる水が、首の辺りを深い青色に染めている。



わたしはソファの前の四角い白いテーブルの上に乗って、レンを見ていた。


薄っすらと赤く染まったレンの上半身に、ドキドキしながら。



なんだか恥ずかしくなって、つながれた携帯とお弁当の空の容器を交互に見ながら、わしわしと髪の毛を拭くレンの姿をちらちら盗み見る。





はあ……切ない。