君の左のポケットで~Now&Forever~

レンを見つめる視界がまたぼやけてきて、

わたしは急いで手紙を折りたたんだ。



泣いちゃダメ、泣いちゃ。

小さく折りたたんだそれを、そっとお守りの中に入れた。



「ありがとう…レン」

そう呟きながら。



窓際へ行き、少しだけカーテンを開いた。

月はさっきよりも高くなり、わたしを見下ろしていた。

周りを取り囲むような星たちも、じっとわたしを見守ってくれている。



お母さん…またレンを、宜しくお願いします。

そう心で呟いて、静かにカーテンを合わせた。