君の左のポケットで~Now&Forever~

疲れた……


そう感じたわたしは、いつしか眠りに落ちていた。




―――夢を見た。



レンと、ユウ君と、そしてわたしと。

3人で寝転んだあの草の上。

3人で歩いた川沿いの道。

3人で食べたお菓子。


一緒に楽しんだ時間。


それが、まるで普通のことのように楽しくて。

わたしがそこにいることも、当たり前みたいで。


けれどそれは、すごく特別のことだった。


わたしがヒトになれたから。

動くことができたから、ああやって3人で笑えたんだ。


優しいレンとユウ君と、まるで昔からそうしていた友達同士みたいに。

ずっと一緒に歩んできたように。