君の左のポケットで~Now&Forever~

「何で、そんなこと聞くの?」


レンは、背中を撫でる手を休めて、声を小さくして聞く。

戸惑い気味の声。


「どうして?」

「ん?」

「どうして、一緒に寝てくれないの?」

「は?」

「レンと一緒に寝たい。くっついて寝たい」

「……」


そう思うのって、変なのかな。

レンは、そう思ってくれないのかな。


「あたしが……子供だから?」

「…」

「だから、ダメなの?」

「…そう…かもな」


そう、かもな…レンの言葉に、わたしは顔を上げる。

涙まみれの顔は、きっともっと、わたしを子供っぽくしてるんだろうな…そう、思いながら。