君の左のポケットで~Now&Forever~

ただ黙ったまま泣くわたし。

また、泣いちゃった。

また、レンを困らせてる。


でも、でもね、レン、許して。

自分じゃ止められないんだ。

好きって気持ち、止められないんだ。

触れていたいって気持ち、抑えられないんだ。


レンは黙ったままわたしを抱きしめてくれていて、

背中を撫でるレンの手が優しくて、

わたしは次第に落ち着いてくる。


「レン…」

「ん?」

「あたしのこと、好き?」

「…何言ってんの?」

「好き? あたしのこと」

「…好きだよ」

「本当に?」

「ああ」



本当に?

レン……