君の左のポケットで~Now&Forever~

どうしよう。

どんどん好きになっちゃう。


わたしは…自分の気持ちに耐えれるのかな。



時々、ソファに座るレンの背中に抱きついてみる。

ぎゅっと、わざと力を込めて。


レンは、「うえっ」なんて言いながら、わたしの腕をつかんで、ちょっと振り向いて、軽くキスしてくれる。


ふわん……ってなっちゃう。



お風呂あがりのレンの身体。

薄っすら赤くって、引き締まっていて、つい、じっ…と見ちゃう。

キレイな背中のラインを、つい、なぞってしまう。


「こらこらこら」


…って、わたしを抱き寄せるレンの身体からは、

ほんわり湯気が立っていて、レン自身の香りが胸に広がっていく。


とろん……と、してしまう。