「でもメールしてる時の多江さんと話してみるとわかる。きっと違和感を感じるはずだ」
それがイェマント氏病の特徴なのか。
それとも心の病とは全てそういうものなのか。
あたしには分からなかったけど、和夫さんの心の中に、いらだちが生まれていたのは確かだった。
テーブルを叩く指が、止まらなくなっていたからだ。
メールをしてる時の多江さんは、隆夫さんへの想い一色になっているのだろう。
多江さんを慕う和夫さんにしたらそれは…。
「でも、これからも隆夫さんとしてメールをし続けるんですね」
「そのつもりだよ」
和夫さんは笑った。
指の動きは遅くなったけど、止まりはしない。
「それが多江さんのためだと思うし…」
思うし…?
「僕自身も多江さんに会いたいしね」
メールを続ける限り、多江さんと接点が持てる。
和夫さんはそう言いたいんだと思う。
でも…。
「和夫さんはそれでいいんですか」
あたしは思わず言ってしまった。
それがイェマント氏病の特徴なのか。
それとも心の病とは全てそういうものなのか。
あたしには分からなかったけど、和夫さんの心の中に、いらだちが生まれていたのは確かだった。
テーブルを叩く指が、止まらなくなっていたからだ。
メールをしてる時の多江さんは、隆夫さんへの想い一色になっているのだろう。
多江さんを慕う和夫さんにしたらそれは…。
「でも、これからも隆夫さんとしてメールをし続けるんですね」
「そのつもりだよ」
和夫さんは笑った。
指の動きは遅くなったけど、止まりはしない。
「それが多江さんのためだと思うし…」
思うし…?
「僕自身も多江さんに会いたいしね」
メールを続ける限り、多江さんと接点が持てる。
和夫さんはそう言いたいんだと思う。
でも…。
「和夫さんはそれでいいんですか」
あたしは思わず言ってしまった。


