嘘ばっかり… 「触られたくも…ない」 「……」 「荷物は…また取りに来るから」 あたしはそう言い残し、2人で一年間過ごした思い出の家を出た。 本当は大好きなのに… 本当はもっと一緒にいたいのに… 本当は触れられたいのに… 本当は好きって言われたいのに… 現実はとても残酷で冷酷で、 でも…、それでも…、 あたしは理音を心から愛しているから……