どうして? ねぇ…なんでいるの? 「お前のバカでかい声が、 聞こえたと思ったら…」 「………」 「ごめん」 理音はあたしをぎゅっと抱き締めた。 「守ってやれなかった」 ドキドキ… あたしの心臓、うるさいよ…。