私を味わうかの様に、何度も離れては、また重なる唇。 「…ん。」 力の抜けた唇を割って、熱い舌が侵入して。 私の熱を上昇させる。 「…だ、め…」 時折唇が離れた時に抵抗を試みるけど、鼻にかかった甘い声がもれるだけ。 「そんなの……"もっと"って聞こえるだけですよ。」 山口君は不敵な笑みを見せ、何度も私に口付けた。 もう立っていられない位の激しいキスに、ここがマンションの廊下だって頭が理解出来なくて。 ついには彼にしがみついて、そのキスに応えていた。