あの公園での告白から2ヶ月目の悪夢。


あまりに酷すぎた。


だって、
あなたとの思い出がありすぎる。


あたしの記憶には、あなたしか居ない。


そう言っても過言ではないぐらい、あたしはあっくんだけを見ていた。


小さい頃から、ずっと。


あなただけ見てた。

あなたしか見えなかった。


あなたしか見たくなかった。



『結衣!』



あっくんがあたしを呼ぶ。



『あっくん!』



あたしもあなたを呼ぶ。


――…あなたの傍に逝きたい。