閉じた瞳から一筋の涙が溢れた。
大好きだったよ。
愛してるって言葉を使えるほど、あたしは大人じゃないけれど。
あっくんと2人で刻んだ月日の長さを考えると、それほど違和感はないはず。
愛していました。
誰よりも。何よりも。
あっくんが、あたしの全てで。
世界で一番大切な人でした。
過去の輝きは、時間が経てば色褪せてしまうかもしれないけれど。
それでも、確かにあっくんと過ごした時間は輝いていた。
幸せだった。
出逢わなければ良かった、とは思わないよ。思えない。
ありがとう。
あっくんを、あたしは生涯忘れることはないでしょう。



