その後は教室に戻って普通に授業を受けた。
お昼の時の3人組の目線が少し気になったけれど。


でも。明日香の席が空席なのが、何よりも心を疼かせた。



―――――――…
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「あ……寝ちゃってた?」



帰宅して、特にすることもなかったあたしはベッドに横になって雑誌を読んでいたのだが、いつの間にか眠っていたようだ。


時刻は夜の11時37分。


寝すぎた。

そういえば課題があったような……


鞄を取り、中から課題を取り出そうとした時。加藤光からもらった緑茶も共に取り出した。


机の上に置いて、眺めてみる。



――『生きてさえいればいつか笑える』



聴きたいな……