「はぁはぁ…」 秋の夜空の下を 息を切らしながら全力疾走。 イヤだ。イヤだ。イヤだ。 …また、大切な人を失うなんて。 『光が信号無視して来た車に引かれて…それで…それで…』 ――危険な状態なの。 どうしてよ! どうしてあたしの愛する人ばかり? …信じない。 先輩は今日もあの場所で歌ってる。 きっと、そうよ。 明日香は悪戯が好きだから。 嘘をついてあたしをからかってるんだ。