「結衣ちゃんに朗報だよ」 「朗報?」 ニコニコしている宝先輩を見ながら首を傾げる。 木から枯れ葉がハラハラ落ちた。 「あいつ、最終審査まで残ったんだって」 …え? 「ほ、本当ですか!?」 パァッとあたしの顔に花が咲く。 明日香と顔を見合わせた。 …先輩、夢をちゃんと追っかけてたんだね。 良かった! 本当に、良かった。 おめでとうございます。 そう、伝えたい。