和史と二人きり…。 その事で頭がいっぱいで、昨夜は眠れなかった。 「行こう、奈子」 「う、うん」 和史に促され、車に乗り込む。 「行ってらっしゃいませ~」 唯一、こっそり見送りに来てくれたお福さんが、楽しげに手を振っていた。