Don't a hero




ガチャッ――――





玄関から出ると、冷たい風が体をつつむ。



灰色の雲が空一面にひろがっている。







俺は昨日のことを思い返した…。



『そういえば、あそこにいた人達はみんなハンターなのか…?そうだとすると、かなりの数だな…。』




俺が無意識に学校へ向かっていると、携帯が鳴った。




携帯を開くと、思った通り、隆さんだ。






「もしもし」


「あ、もしもし賢吾くん?今日空いてる〜?」


「えぇ、大丈夫ですけど…」


「よかったぁ!じゃ、また迎えにいくから!」




そう言うと、彼はさっさと電話を切ってしまった。



『今日は何をするんだ…?』




俺は少し緊張しながらも、ワクワクしていた。