「まじかよ…。」
みんなが唖然とする中、野宮だけが目を輝かせていた…。
「へー…。なんか、やりがいがありそうですね〜。」
風間も口元を緩ませている。
「さぁ、あと2つの部屋を案内したら今日は終了だ!次に進もう。」
人混みをかき分けて、またエレベーターに乗り込もうとした…その時
「おう!隆さん!そいつら新人ですか?」
一人の男が隆さんの肩を組んだ。
金髪の少し長めの髪に、茶色い肌。頬にある大きな引っ掻き傷の痕が痛々しく目立つ。
「やあ!ヒロ。この子達は新しく入隊したハンターだ。仲良くしてやってくれ。」
「おう!よろしくな!」
「「よろしくお願いします。」」
「じゃあ、そろそろ行くね。」
「えぇ。頑張ってください!」
エレベーターの扉が閉じると同時に、彼は爽やかに手をふってくれた。
「彼は田嶌 弘信(タジマ ヒロノブ)。君達の先輩だ。何かあったら気軽に訪ねるといいよ。」
そう言うと、隆さんは“6F D”のボタンを押した。
