チーン―――








エレベーターの扉が開き、部屋の扉が開くと、真っ暗な部屋が。






「さぁ、降りて降りて。」




隆さんに促され、少し警戒しながらもエレベーターから降りる。







『真っ暗だな――。』





辺りを見回し、暗闇に目を慣らそうとしたが何も見えない。






「なんだここは…。なにがあるんだろうな。」




隣にいる野宮も警戒しているようだ。



















パチッ――――





「!」





急に辺りが明るくなり、視界が少しぼやける。





光に慣れると、ゆっくり目を開ける…。