エレベーターのドアがスライドし、俺達は部屋に入った。
そこには既にこのまえのメンバーが集まっていた。
「遅れてすまないね。」
隆さんが言うと、他の黒ずくめの男が少し呆れた口調で言った。
「まったく…。お前は相変わらずだな…。」
隆さんは「アハハ」と少し苦笑いしながら俺を席に誘導してくれた。
そして、皆がいることを目で確認すると一呼吸置き、話始めた。
「では、これからJBO特別新人会議を行う!今日はこれから共にマゼルと戦う仲間の紹介、パートナー紹介、組織内案内を行う。」
隆さんの声が室内に響き渡る…。
「では、まずは自己紹介から。そちらからどうぞ。」
隆さんが赤茶髪の男に微笑む。
赤茶髪の男はダルそうに立ち上がると、自己紹介を始めた。
「野宮 和彦(ノミヤ カズヒコ)。15歳。上崎高校生。 」
『野宮和彦か…。同い年だな。』
野宮の自己紹介が終わると、彼の隣についていた黒ずくめの男の紹介が始まった。
「今回、和彦のパートナーにならせていただきました。赤城 洸八(アカギ コウヤ)です。」
男はそれだけ言うとペコリとお辞儀をし、一歩後ろに下がった。
「どんどんいっていいよ。」
隆さんの声で、大和撫子風の女が立ち上がり、話始めた。
