学校に着き、教室の手前までくると、俺たちは一気にたかられる。 「雅樹おっはよ〜!!」 「雅樹くん、おはよ!」 「まーさーきー!!おはよー!!」 …訂正。 実際たかられるのは雅樹だけだ。俺はあいつらからしたら雅樹のオマケにすぎない。 まぁ、それもそのはずだ。 俺はあまり社交的ではない。もう高校に入学して2ヶ月…。肩書きだけの友達なら少しはいるが、実際に仲の良いヤツは雅樹だけだ。 逆に雅樹は社交的で優しい。しかも常に笑顔で何か人を引き付ける魅力がある。